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Augment Code・Sourcegraph Cody Enterpriseの違いを比較!コードベースと管理で選ぶ

読む目安 約6分 更新日 2026-07-18 Augment Code Sourcegraph Cody Enterprise

Augment CodeとSourcegraph Cody Enterpriseは、どちらもコードベース(社内のソースコード全体)の文脈を使って開発を支援する、企業向けのAIコーディングツールです。ただし、AIに任せる作業をどこまで広げたいか、どの基盤で管理したいかによって、選び方が変わります。

Augment Codeは、IDE(開発用エディタ)だけでなく、CLI(ターミナルからの操作)、リモートエージェント、コードレビューまでを一つの基盤で扱います。Sourcegraph Cody Enterpriseは、Sourcegraph Enterpriseのコード解析と複数リポジトリの文脈を、IDEやSourcegraph Webから利用する製品です。以下では、利用画面、実行場所、変更の扱い、組織管理、料金の順に違いを整理します。

結論を先に

IDE内の支援に加えて、CLIや非同期のリポジトリ作業、コードレビューまで一つのツールで扱いたいならAugment Codeが候補です。既存のSourcegraph Enterpriseを基盤として、複数リポジトリの文脈、Cloudとセルフホスト、モデル提供経路を管理したいならSourcegraph Cody Enterpriseが合います。

Augment Code

こんな人に

IDE・CLI・リモート実行・レビューをまとめて扱いたい

Sourcegraph Cody Enterprise

こんな人に

Sourcegraph基盤でコードの文脈と運用条件を管理したい

主な違いを比較

比較項目Augment CodeSourcegraph Cody Enterprise
主な利用場所IDE拡張、Auggie CLI、Web、リモートエージェント、コードレビューVS Code、JetBrains IDE、Sourcegraph Webなど
コードの文脈Context Engineがコードベースの構造と関連情報を整理Sourcegraphのコード解析と、リポジトリ・ファイル・シンボル・複数リポジトリの文脈を利用
実行場所ローカルと、管理された環境で動くリモートエージェントを使い分けるSourcegraph CloudのマネージドサービスまたはセルフホストのSourcegraph Enterpriseへ接続
コード変更の扱いリモートエージェントとコードレビューを、リポジトリ変更やPRの流れにつなげるIDE内で生成・編集し、コミットやPRは通常のバージョン管理で扱う
組織管理ローカルとリモートのツール、リポジトリへのアクセス、組織ポリシーを分けて設定サイト管理者がCodyへのアクセス、トークンの有効期限、モデル提供元などを設定

どちらも「コードベース全体の文脈を使う」ことが中心ですが、作業の広げ方が違います。Augment Codeは、ローカルの編集からリモート実行、レビューまでを横断します。Cody Enterpriseは、Sourcegraphに集約したコードの文脈をIDEなどから利用し、変更の確定やPRは今のバージョン管理の流れに残します。

コードベースの文脈をどう使うか

Augment CodeのContext Engineは、コードベースの構造と関連する情報を索引化し、チャットやエージェントに渡します。たとえば、リポジトリの一部だけでなく、関連する構造まで含めて変更対象を考えたい場面が想定できます。その文脈は、IDE内の作業だけでなく、CLIやリモートエージェントでも使われます。

Sourcegraph Cody Enterpriseは、リポジトリ、ファイル、シンボル(関数名や変数名など)といった文脈に加えて、複数リポジトリの文脈をチャットやコード補完に使います。サービスが複数のリポジトリに分かれている場合など、Sourcegraph上に集めたコードの関係を前提に支援を受けたいときに検討しやすい製品です。

まず確認したいのは、AIにどこまで作業を任せたいかです。エディタ内で人が変更を確認しながら進めたいのか、リポジトリ単位のタスクをリモートで非同期に進めたいのかで、必要な製品の形が変わります。

実行場所と変更の流れが異なる

Augment Codeのリモートエージェントは、管理された環境でリポジトリのタスクを非同期に進めます。その結果を、リポジトリ変更、レビュー、PRの流れにつなげられます。たとえば、手元のIDEでは別の作業を続けながら、切り分けたリポジトリタスクをリモート側で進める、といった使い分けが考えられます。

Cody Enterpriseは、IDE内でコードの生成や編集を支援します。その後のコミットやPRは、利用者が通常のバージョン管理の流れで扱います。いまのレビュー手順を保ったまま、コードの文脈を使ったチャットや編集支援を加えたいときに分かりやすい選択です。

この違いは優劣ではなく、任せたい作業の範囲の違いです。リモートでのタスク実行やコードレビューを製品選定の中心にするならAugment Code、通常の変更・確定手順を中心にするならCody Enterprise、という切り分けができます。

組織で管理する条件を比べる

Augment Codeでは、ローカルとリモートのエージェントごとに、使うツール、リポジトリへのアクセス、組織ポリシーを分けて設定します。Enterpriseでは、組織ポリシーに加えて、SSO・SCIM、監査、サポートなどが導入条件に入ります。ローカルでの補助とリモート実行とで許可範囲を分けたい組織にとっては、この設計が重要になります。

Sourcegraph Cody Enterpriseでは、サイト管理者がCodyへのアクセス、トークンの有効期限、モデル提供元などを、Sourcegraph Enterpriseの設定で管理します。組織管理の項目には、利用分析、アクセストークン、セルフホスト配備なども含まれます。

モデルとコードの処理経路まで管理したい場合は、Cody Enterpriseの条件を細かく確認する必要があります。Sourcegraphが用意するモデル提供経路のほか、外部のLLM提供元も使えます。一方、管理型のBYOK(自組織のキーを使う方式)にはセルフホストなどの条件があります。Cloudかセルフホストか、Cody Gateway経由かBYOKかによって、コードの文脈が通る経路も変わります。

Augment Codeで利用できるAIモデルと条件は、プランや利用画面によって変わります。比較するときは特定のモデル名だけで決めず、実際に使うプランと作業場所で使えるモデルを確認するのが安全です。

料金と課金単位の違い

Augment Codeは、月額定額のBusinessにチーム全体の利用額が含まれ、それを最大50席で共有する形です。含まれる額を超えた場合は従量課金の追加分が発生し、AIモデルの利用料と計算時間によって費用が変わります。使う画面やタスクの規模によってクレジットの消費が異なるため、メッセージ数だけでは利用量を比較できません。

Sourcegraph Cody Enterpriseは、Sourcegraph Enterprise契約の一部として扱われます。AIクレジットは利用者ごとに含まれ、組織全体で共有できます。クレジットは月ごとに失効せず、更新時に繰り越される条件です。割当量を超えそうな場合は、追加クレジットや契約変更をアカウント担当と相談する形になります。

項目Augment CodeSourcegraph Cody Enterprise
課金単位Businessには、チーム全体で月100 USD分のLLM・Context Engine・compute利用が含まれ、最大50席で共有するAI creditsは利用者ごとに含まれ、組織全体で共有でき、月次で失効せず更新時に繰り越す
公開されている価格Augment Businessは月額100 USDの定額で最大50席を含み、Enterpriseは個別見積もりSourcegraph Enterpriseは16,000 USDからと公開され、チーム規模で変わる。Codyを含むAI機能のcreditsも契約に含まれる

注意

料金、クレジット、利用上限、モデル、提供地域は公開直前に公式ページで再確認が必要です。表は2026年7月18日確認のグローバル向けUSD料金です。日本固有の公開円建て価格は、どちらの製品にも掲載されていません。

料金を比べるときは、公開価格だけでなく、チームで共有できる利用額、追加利用の計算方法、誰が使用量を管理するのかをそろえて確認すると比較しやすくなります。

どちらを選ぶべきか

Augment Codeが合う場合

Augment Codeは、コードベースの文脈をIDE、CLI、リモート実行、コードレビューに共通して使いたい場合に合います。特に、人がIDEで進める作業と、リモートに任せるリポジトリタスクを分けたいときに候補になります。

導入前には、ローカルとリモートのそれぞれで、どのリポジトリへアクセスさせるか、どのツールを使わせるかを決めておく必要があります。また、Businessの共有利用額で足りるか、追加の従量課金がどの程度になるかも、実際のタスクを想定して確認しましょう。

Sourcegraph Cody Enterpriseが合う場合

Sourcegraph Cody Enterpriseは、Sourcegraph Enterpriseで管理したコードの文脈を、IDEやWebから利用したい場合に合います。複数リポジトリの関係を扱いながら、変更のコミットやPRは今の運用に残したい場合に検討しやすい選択です。

Cloudとセルフホストのどちらを使うか、モデル提供元とコードの文脈が通る経路をどうするかを、導入前に組織として決めておくことが重要です。料金も、AIアシスタント単体ではなく、Sourcegraph Enterprise全体の契約とクレジット追加の条件で見積もります。

確認しておきたいこと

AIに任せたいのは、IDE内の編集支援か、リモートのリポジトリタスクやレビューまでか
既存のSourcegraph Enterpriseを使うか、新しい開発支援基盤として導入するか
共有クレジット、追加利用料、課金の管理方法が、チームの予算運用に合うか

よくある質問

Q.セルフホストで使える?

A.Sourcegraph Cody Enterpriseは、セルフホストのSourcegraph Enterpriseから利用できます。Cloudとセルフホストでは、モデル提供経路やコードの文脈の処理経路が異なるため、運用条件まで確認して選びます。Augment Codeのリモートエージェントは、管理された環境で動作します。

Q.AIが変更したコードはどう扱う?

A.Augment Codeは、リモートエージェントとコードレビューを、リポジトリ変更やPRの流れに接続します。Cody Enterpriseで作った変更は、利用者が通常のバージョン管理でコミットやPRとして扱います。いまのレビュー手順にどこまで組み込みたいかで選びましょう。

Q.価格だけで比べてよい?

A.公開価格だけでなく、課金に含まれる利用額、利用者間での共有方法、超過時の追加条件まで見る必要があります。Augment CodeはBusinessの定額料金と追加の従量分、Cody EnterpriseはSourcegraph Enterprise契約とAIクレジットの条件を分けて確認すると、実際の費用を比べやすくなります。

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出典

確認日: 2026-07-18(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

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