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Cursor・Google Antigravityの違いを比較!開発環境と作業方法で選ぶ

読む目安 約4分 更新日 2026-07-18 Cursor Google Antigravity

CursorとGoogle Antigravityは、どちらもAIエージェントにコード編集やコマンド実行を任せられる開発環境です。

違いは、進め方にあります。普段のエディタ作業と遠隔エージェントをまとめて使うのか、それとも複数エージェントの仕事を並行して管理するのか。ここが選択の分かれ目です。

結論を先に

Cursorは、エディタでの編集を中心にしつつ、必要に応じて隔離環境のBackground Agentsへ作業を渡したい人に合います。Google Antigravityは、Agent Managerで複数のタスクと成果物を並行して管理したい人の候補です。

Cursor

こんな人に

普段の編集と遠隔実行を一つの開発環境で使い分けたい

Google Antigravity

こんな人に

複数のAIエージェントに仕事を分けて、進捗を管理したい

作業の入口と進め方の違い

Cursorは、コード補完、対話による編集、手元で動くエージェント、遠隔で動くBackground AgentsをまとめたAIコードエディタです。エディタ内のエージェントはコードベース(プロジェクトのソースコード全体)を参照し、複数ファイルの編集や端末コマンドの実行を扱います。Background AgentsはWebやモバイルからも起動できます。

Google Antigravityには、AIエージェント主体のIDE(開発用エディタ)、Agent Manager、CLIがあります。Agent Managerは、複数エージェントのタスクを並行して確認・管理するための画面です。各エージェントは計画、編集、コマンド実行、検証を進め、利用者は成果物と差分(変更前後の違い)を確認してリポジトリ作業へ反映します。

比較項目CursorGoogle Antigravity
主な利用画面AIコードエディタ、CLI、Background AgentsのWeb・モバイル起動AIエージェント主体のIDE、Agent Manager、CLI
作業の進め方手元の編集と、隔離環境での非同期作業を使い分ける複数エージェントのタスクを並行管理する
確認方法手元と遠隔でコマンド実行の承認条件が異なる成果物と差分を確認し、権限と確認点をエージェントごとに設定する
個人利用の課金管理プランに含まれるAPI基準の利用量週単位の上限とAIクレジットの共通枠
組織向け管理画面、プライバシー設定の強制、SSOなどGoogle Cloudの組織プラン、Cloud Project連携

Cursorは手元と遠隔で実行条件が変わる

Cursorの手元のエージェントは利用者の作業環境で動き、端末コマンドを実行する際に承認を求めます。一方、Background Agentsは隔離されたUbuntu仮想マシンで非同期に動き、端末コマンドを自動実行します。

Background AgentsはGitHubリポジトリ(ソースコードの保管場所)を複製し、別ブランチで作業して変更を送信できます。たとえば、いま開いているファイルは手元で対話しながら直し、まとまった別作業は遠隔環境へ渡す、といった分け方ができます。

注意

Background AgentsはGitHub連携、インターネットアクセス、数日単位のデータ保持、端末コマンドの自動実行を伴います。手元のエージェントと同じ条件だと考えず、遠隔実行の設定を別に確認しましょう。

Google Antigravityは複数タスクの管理が中心

Google AntigravityのAgent Managerでは、複数のエージェントに仕事を分け、タスクの進行と成果物を確認できます。各エージェントに任せる範囲と、利用者が確認する地点を設定する方式です。

一つの編集画面に集中するのではなく、複数の仕事を同時に任せたい場合に違いが出ます。どのタスクがどこまで進んでいて、次に何を確認すべきかを、分けて扱えるためです。

料金は利用量の数え方も比べる

どちらにも無料の入口がありますが、有料利用の数え方は異なります。

項目CursorGoogle Antigravity
課金単位Proには月20 USD相当のAPI基準Agent利用量、Teamsには1席あたり月20 USD以上のAgent利用量が含まれ、請求周期ごとに更新される個人プランは週ごとの利用上限とAIクレジットの枠で利用量を管理し、プランによって利用できるモデルと上限が異なる
公開されている料金Hobbyが無料、Individual Proが月額20 USD、Teamsが1ユーザー月額40 USD、Enterpriseは個別見積もり個人向けの無料入口があり、有料枠はGoogle AI Pro・Ultraの特典、組織向けはGoogle Cloud Organizationとして提供される

注意

上記は2026年7月18日に確認したグローバル向けの料金・プラン情報です。日本固有の円建て価格は、どちらも公式公開ページで確認できません。料金、クレジット、利用上限、モデル、提供地域は公開直前に公式ページで再確認が必要です。

Cursorでは、選ぶモデルによって、プランに含まれる利用量の消費が変わります。含まれる量を超える場合は、API公開価格を基準にした追加利用を有効にするか、上位プランへ変更します。Background Agentsには別の利用上限を設定します。

Google Antigravityの個人プランは、週単位の上限とAIクレジットの共通枠で利用量を管理します。組織で使う場合はGoogle Cloudの消費量ベースのAPI課金が使われ、Antigravity単独の固定席価格は公開情報からは確定できません。

組織利用ではデータ条件も確認する

Cursorでは、Privacy Modeの選択によって、コードや入力内容の保存・学習利用の条件が変わります。独自のAPIキーを使う場合も、リクエストはCursorのバックエンドを経由します。TeamsではPrivacy Modeの強制、管理画面、SAML/OIDCによるシングルサインオン(社内アカウントで一括ログインする仕組み)を使え、EnterpriseではSCIMなどが加わります。

Google Antigravityは、個人のGoogleアカウントとGoogle Cloudの組織とで、適用される契約とデータの取り扱いが異なります。組織プランはGoogle Cloudの利用規約とCloud Project連携を伴うため、個人プランと同じ条件として扱わないことが重要です。

どちらを選ぶか

日常のエディタ内作業を軸にして、必要なときだけ遠隔エージェントへリポジトリ作業を渡すならCursorが候補です。複数のエージェントにタスクを割り当て、成果物と差分を確認しながら並行して進めるならGoogle Antigravityが候補になります。

性能の総合的な優劣で決めるのではなく、利用画面、遠隔実行の扱い、確認方法、課金単位、個人と組織の契約区分を、自分の運用に当てはめて判断しましょう。

確認しておきたいこと

普段のエディタ作業を中心にするか、複数タスクの並行管理を優先するか
遠隔環境でのコマンド自動実行を認められるか。エージェントごとに確認点を設けたいか
個人プランで始めるか、組織の契約、データ条件、管理機能まで必要か

よくある質問

Q.どちらも無料で始められる?

A.Cursorには無料のHobby、Google Antigravityには個人向けの無料入口があります。有料利用では、CursorはAPI基準の含有利用量、Google Antigravityは週単位の上限とAIクレジット、という違いがあります。

Q.コマンドは必ず実行前に承認する?

A.Cursorでは、手元のエージェントは端末コマンドの承認を求めますが、Background Agentsは自動実行します。Google Antigravityでは、Agent Managerでエージェントごとに権限と確認点を設定します。

Q.会社で使うときは個人プランと同じ条件?

A.同じとは限りません。CursorはTeamsやEnterpriseで管理機能を提供します。Google Antigravityは、個人のGoogleアカウントとGoogle Cloud組織とで、契約とデータ取り扱いの条件が分かれます。

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出典

確認日: 2026-07-18(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

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